離婚した後の子供の戸籍について

夫の浮気が原因で離婚、高校一年生の娘は母親である私と暮らすことを望み、親権もとることができた

離婚届

私は今から3年前に離婚しました。夫の浮気が原因で別れたのですが、当時高校1年生だった娘の親権は私が持つことになりました。思春期の娘にとって、自分の母親以外の女性と不倫の関係を持った父親はとても不潔な存在に感じられたらしく、夫の浮気が発覚してからは、同じ家に住んでいても一言も口をきかない状態が続いていました。そのため、夫自身は娘の親権を得ることはもちろん、できれば娘を引き取って一緒に暮らしたいという望みを持っていたようですが、割りとすんなり娘の親権を取ることを諦めてくれました。
とはいえ、娘の意思を尊重する必要があると思ったので、夫と別れて暮らすようになる前に、一応娘の気持ちを確認してみました。どちらの親と暮らすかを娘自身に決めさせるのは酷なことだったのかもしれませんが、既に高校生になっていましたから、現実をしっかり受け止めてくれるだろうと考えました。娘の気持ちを尋ねてみたところ、母親である私と一緒に暮らしたいと言ってくれましたし、親権についても私に取ってもらいたいと言ってくれました。
娘のそのような言葉を耳にして、夫の方もそれ以上ゴタゴタさせたくないと考えたらしく、それ以降は割りとスムーズに話し合いを進めることができました。

親権をどちらが持つかには関係なく、離婚後も子供の籍は夫の戸籍に残り続けることを知り、自分の籍に移すために別の手続きが必要でした

しかし、実際に市役所に届出を提出する段になって、驚いてしまったことがあります。それは、娘の戸籍の問題です。私も夫も法律の知識はほとんど持っていませんので、私が親権者になった以上、娘も当然私の籍に入るものだと思い込んでいました。
でも、市役所の人の話によると、親権をどちらが持つかには関係なく、離婚後も子供の籍は夫の戸籍に残り続けることになっているのだそうです。私の籍に移すためには別の手続きを取る必要があるということを、その時になって初めて知りました。
一緒に暮らしているのに苗字も戸籍も別々になっているというのはとても不自然に感じられるので、娘の籍を私の方に移したいと思いました。
私が親権者になるのだから、未成年の娘の代理人として私がその手続きを全部まとめて取ってしまえるのではないかと考え、その旨を市役所の窓口の人に言いました。そうしましたら、子供が満15歳に達している場合は親が代理人として子供の籍を移す手続きを取ることができないのだと言われてしまい、もう一度驚いてしまいました。
結局、その日のうちに全ての手続きを終えることはできず、中途半端な状態で帰ってくるしかありませんでした。後日、娘自身が作成した書類を家庭裁判所に提出し、ようやく私の籍に娘を入れることができたのですが、離婚の手続きはとても複雑だとしみじみ思いました。