離婚の際に頼りになる公的支援とは

夫に暴力をふるわれ、逃げるところが無いという妻子に安全を提供するDVシェルター

DV

離婚したい、でもするまで・あるいはした後の生活が心配だと言う人は少なくありません。特に経済的な理由でこのように悩む人が多かったのですが、ここ数年はDVが原因というケースも増えています。頼れる実家があればよいのですが、遠方だったり両親が高齢化していたりなど様々な理由でそれが難しいとこともよくあります。
そんな時に頼りになるのが公的支援です。こちらも昔は経済的な支援が多かったのですが、DVが社会問題化するにつれDVに対する支援も見られるようになりました。最もよくあるパターンが夫によるDV問題です。妻や子供に暴力をふるい、しかし逃げるところが無いという妻子に安全を提供するのがDVシェルターです。

原則的に妻子の居場所も知らされず実家等に逃げるより安全、DVシェルターを出た後の生活についても相談することがでる

DVそのものは立派な離婚理由ですから、別れたいと暴力を振るわれた側が主張すれば必ず通ります。しかし別れたいと言ったがために更に酷い暴力を受ける可能性もまた高くなってしまいます。法的な手続きをしているその時間が怖いという被害者も少なくありません。大抵は子供を連れて実家に帰ったり、経済力がある人はマンスリーマンション等で生活し、その間に手続きを進めることになります。
しかし様々な理由でそれができない人もいます。だからと言って暴力をふるう夫と同居したままでは最初の一歩が重すぎて何も行動できなくなってしまう…そうした時に利用できるのがDVシェルターです。ここに逃げ込めば夫と言えども妻や子供に手を出すことはできません。原則的に妻子の居場所も知らされませんから、実家等に逃げるより安全です。そうして安全を確保してから離婚手続きに入ることができるのです。
そこではDVシェルターを出た後の生活についても相談することができますから、自分達がどんな公的支援を受けることができるのかも詳しく知ることができます。

市区町村ごとに行われている弁護士による無料相談などの公的支援も利用してみる

また、DVなどのように分かりやすい理由でなくても、弁護士に相談すれば道が開けることもあります。とはいえ通常弁護士の相談というのは決して安価ではありません。依頼するならばまだしも依頼するかどうかを決めかねている段階ではあまりお金を使えないと言う人もたくさんいます。
そうした人達の為に弁護士による無料相談が行われています。曜日や時間に制限はありますが、法律のプロに相談できる大きなチャンスです。そこで相談してから弁護士に依頼するかしないかを決めても遅くはありません。
こうした支援はたいていは市町村ごとに行われています。